青春は暴力そのもの。原作も含めた感想。映画「恋は雨上がりのように」
女子高生に好かれる中年おじさんの映画。
ある程度現実というものに巨大な壁があると知っている人たちからすれば、単なる妄想を具現化した作品だと思ってしまうのが「恋は雨上がりのように」という作品のある意味においての不幸なところかと思います。
ファミレスの雇われ店長の、45歳バツイチが、女子高生に好かれるという非現実性と、近年問題視された「PとJK」といった作品もある中で、偏った見方になりそうな本作品について、原作も含めた中で、どのような魅力があるか、感想を述べてみたいと思います。
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時間を止められたら、貴方は何をする?/フローズン・タイム
時間をとめて自由に好きなことができるとしたら、一体何をするでしょうか。
金銀財宝を盗み出したり、はたまた、自分の欲望を満たすために行動を起こすか、いずれにしても、ろくなことにはならなそうです。
「フローズンタイム」は、フォトグラファーでもあるシェーン・エリス監督がメガホンをとった作品であり、イギリス映画ということもあって、時間を止めながら非常に紳士的な映画となっています。
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