過ち一つで人生は狂う。でも幸福かも。真木よう子主演。感想「さよなら渓谷」
真木よう子が主演した「さよなら渓谷」。
日本アカデミー賞主演女優賞にも輝いた本作品は、日本映画らしいある意味で暗くて重たい話になっています。
人生に過ちは発生するものです。
それを、なんてことのないものととらえるのか、一生抱え込まなければならない物事だと思うかは、それぞれの人間の問題であるということも示されている本作品。
それを、なんてことのないものととらえるのか、一生抱え込まなければならない物事だと思うかは、それぞれの人間の問題であるということも示されている本作品。
本作について、どのような作品だったのか、を感想を述べてみたいと思います。
戦争は終わらない。スパイク・リー監督「ザ・ファイブ・ブラッズ」感想
スパイク・リー監督といえば、「ドゥ・ザ・ライトシング」や「マルコムX」でお馴染みの監督ですが、ネットフリックス資本でつくられた作品「ザ・ファイブ・ブラッズ」について、感想を述べてみたいと思います。
ネタバレありで感想を書きますので、気になる方は、ぜひ本作品をご覧になってからみていただければと思います。
本作品は、金塊と仲間の遺体を探す4人の黒人たちとその息子の話ではあるものの、昨今のブラック・ライヴズ・マターと重ねてみることのできる作品となっておりますし、何より、戦争はいまだに個人個人の中で続いているのか、ということを教えてくれる作品になっています。
一見陽気に見えたり、実直に暮らしている人たちにみえても、その闇の奥には、戦争の歴史が埋まっているかもしれないことをハッキリ伝えてくる作品になっています。
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