リタイア後の過ごし方/マイ・インターン
俳優そのものも豪華ですが、監督・脚本は、「恋愛適齢期」などでヒットをだしたナンシー・マイヤーズが行っています。
リタイヤ後の人生を考えさせられると共に、どういう生き方こそが自分にとって大切なのかを教えてくれる映画となっておりますので、その魅力や、そこから派生してオススメできる映画も含めて紹介していきたいと思います。
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不良少女は悪魔憑き/ウィリアム・フリードキン「エクソシスト」
映画好きにはみないわけにはいかない映画というのはいくつもありますが、オカルト・ホラー系のジャンルでいえば、その一つにウィリアム・フリードキン監督「エクソシスト」をあげないわけにはいかないでしょう。
怪奇現象、超能力といったものに、悪魔的な要素を盛り込み、人間の本質的な葛藤を含めて描き出された「エクソシスト」は、アカデミー賞脚色賞と音響賞を受賞しました。
よくよく知られている作品ではありますが、本作品は、単なるオカルト・ホラーというだけではなく、人間の心理にも深く通じた物語となっておりますので、そのあたりも解説しつつ踏み込んでみたいと思います。
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音楽とカーチェイス。感想/ベイビードライバー エドガー・ライト監督
ゾンビが大発生したイギリスでダメ男たちが、ショッピングモールの代わりに選んだのはパブだった「ショーン・オブ・ザ・デッド」。
巨大な犯罪に立ち向かっていた刑事が、イギリスの田舎に行ったら大変なことになる「ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン」。
スピルバーグ映画のオマージュをささげつつ、イギリス出身のオタクがアメリカ旅行中にであった本物のアメリカかぶれな宇宙人との友情を描く「宇宙人ポール」
高校のときはイケイケだった主人公がアルコール中毒になりながらも、伝説のはしご酒をやりながら、街を支配する宇宙生物を撃退してしまう「ワールドエンド 酔っ払いは世界を救う」。
といった、映画へのオマージュとともに面白おかしく作品をつくっているのが特徴的な監督こそが、エドガー・ライト監督です。
そんなエドガー・ライト監督が長い時間構想を練りながら、ようやく完成させた作品こそが「ベイビー・ドライバー」です。
カーアクション×音楽。
ミュージカルカーアクションとも称される本作品について、感想を述べてみたいと思います。
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アメリカ大統領は替え玉か/デーヴ
影響力という点においては、アメリカ大統領ほど影響力の強い人もいないのではないでしょうか。
アメリカ映画において、大統領を主役にした映画は数多くありますが、その中でも、大統領の影武者が主人公というコメディ映画は一風変わったものでもあります。
コメディ映画の中でも、地味でありながら非常に良質の脚本とキャスティングがされている「デーヴ」について、その魅力を語ってみたいと思います。
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