男って馬鹿ね。キューブリック監督/博士の異常な愛情
スタンリー・キューブリック監督の代表作のひとつ「博士の異常な愛情。または私は如何にして心配するのをやめて水爆を愛するようになったか」について、ブラックユーモアたっぷりな本作品の楽しみ方について、語ってみたいと思います。
人は、本当に異常なときには、笑ってしまうものなのです。
クイーンと出会おう! 映画「ボヘミアンラプソディ」
クイーンといえば、伝説的なイギリスのロックバンドです。
とはいえ、ボーカルであるフレディ・マーキュリーが死去してから長い年月がたち、名前だけは知っているけれど、あまり詳しくは知らない、といった人たちが多くなってきていたのではないでしょうか。
100メートル先からきいてもわかるという独特のサウンド。
伝説のロックバンドの伝記的映画「ボヘミアン・ラプソディ」について、その内容についてネタバレしつつ、映画的な見方を中心に紹介していきたいと思います。
映画をみたあと、再びフレディが貴方の心に現れるに違いありません。
アカデミー賞脚本賞。感想&解説 映画「ゲット・アウト」
差別というのはよくないことです。
ただ、歴史と言うのは残酷なもので、差別が行われてきた事実はありましたし、それを利用する人たちも多く存在していました。
その歴史の中で、移民国家であるもののアメリカは白人が支配する国であったという歴史的事実はあり、黒人差別というのは法律として存在していたことは歴史の教科書をひもとくまでもないと思います。
とはいえ、差別というのはやっていはいけない、という風潮が強まっていく流れの中で、アメリカでは初のアフリカ系の大統領が誕生し、そして、トランプ大統領になって再び歴史が戻ったりしながら進んでいます。
差別はよくないけれど、差別というのは存在していることを示した映画「ゲットアウト」について、考えてみたいと思います。
差別なんて存在していない、という人のほうが、実は差別している人よりも恐ろしいかもしれません。
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