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シネマトブログ

映画の評論・感想を紹介するサークル「ブヴァールとペキュシェ」によるブログです。不定期ですが必ず20:00に更新します

狂気の暗黒ドキュメンタリー 『やくざ残酷秘録 片腕切断』(1976年)

安藤昇の関わった映画 数々の映画に出演し、自分自身をモデルとした役だけでなく脇役としても存在感を発揮した安藤昇。彼がナレーションを担当した映画が1976年に公開されました。 監督は椎塚彰と安藤昇(安藤は「企画・構成」としてクレジットされたそうで…

安藤組vs国家権力 『実録安藤組 襲撃篇』(1973年)

本作は『やくざと抗争 実録安藤組』に続く、実録安藤組シリーズの一本です。 前作の終盤において安藤昇たちは安藤組(作中では矢頭組)を結成しました。その後、表向きは一企業として看板を掲げた安藤たちに組の未来を大きく左右する事件が起こりました。 実…

安藤組、爆誕。 『やくざと抗争 実録安藤組』(1973年)

1973年の映画たち 1973年は日本映画にとって非常に重要な年です。この年の1月に『仁義なき戦い』が封切され、新たなヤクザ映画の誕生に観客は沸き、続く4月にシリーズ最高傑作ともいわれる『仁義なき戦い 広島死闘篇』、さらに9月には第1部の群像劇をより拡…

感想はカ・イ・カ・ン?/相米慎二「セーラー服と機関銃」  

セーラー服と機関銃といえば、薬師丸ひろ子が主演、相米慎二監督による映画を避けては通ることはできません。 誤解を恐れず言いますと、薬師丸ひろ子は決して、絶世の美人ではありません。 ですが、スクリーンの中では、時には母性に溢れ、時には何をしでか…

カイカンは二度ある/橋本環奈主演「セーラー服と機関銃-卒業-」

2016年3月5日から絶賛公開の映画「セーラー服と機関銃-卒業-」ですが、想像以上にお客の入りが悪いという話が続出していますが、角川映画40周年記念作品というだけあって、非常に力が入った作品でもあります。 公開真っ只中ではありますが、ネタバ…

動物愛は不滅。ムツゴロウさんの猫物語/畑正憲「子猫物語」

畑正憲氏こと、ムツゴロウさんは、フジテレビ系で放送されていた「ムツゴロウ王国とゆかいな仲間たち」でよく知られている人物です。 「よーし、よしよし」といって、小型犬から大型犬、子猫からライオンにいたるまで、様々な動物たちと交流している動物大好…

赤飯と菅原文太   深作欣二『現代やくざ 人斬り与太』(1972年)

『現代やくざ』シリーズは菅原文太が主演していることをのぞけば、各作品に時系列的なつながりはありません。監督もころころ変わります。 本作はシリーズ第5弾で、『仁義なき戦い』でおなじみの深作欣二がメガホンをとっております。 深作監督作品を筆頭とす…

岡本喜八特集!!

本日は邦画史に名を残す名監督・岡本喜八を紹介したいと思います! 名前はなんとなく聞いたことがあるけど…という方でも安心。 代表作は観たことある、という方は素晴らしい。 全部観たよ! という方はもっと素晴らしい。 皆様この機会に、クリエイターにもフ…

野坂昭如の歌が響いて・・・  『現代やくざ 血桜三兄弟』(1971年)

本日は菅原文太主演『現代やくざ』シリーズの4作目、中島貞夫監督の『現代やくざ 血桜三兄弟』を取り上げたいと思います! 血桜三兄弟とはこれまた素敵なタイトルでございまするが、これは菅原文太、伊吹吾郎、渡瀬恒彦の三人を意味しております。文太と吾郎…

慕情は国を越えて   鈴木則文『まむしの兄弟 恐喝三億円』(1973年)

本日は『まむしの兄弟』シリーズから6作目の『恐喝三億円』を取り上げたいと思います! ちなみに『恐喝』と書いて『かつあげ』と読むみたいです。 かつあげで三億円なんて景気がいいったらありゃしないですね!(どうやら映画公開の5年前にいわゆる三億円事…

鈴木則文の演出術   菅原文太主演『関東テキヤ一家』(1969年)

今回はこの後に『トラック野郎』シリーズを生み出すことになる、菅原文太と鈴木則文監督のコンビによる『関東テキヤ一家』シリーズの1作目をご紹介! 関東テキヤ一家 [DVD] 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D) 発売日: 2009/07/21 メディア: DVD ク…

昭和十年、東京にて。  中島貞夫『まむしの兄弟 懲役十三回』(1972年)

『まむしの兄弟』シリーズの3作目。監督は中島貞夫。なぜか舞台を昭和十年に移し製作された作品です! 主な登場人物 政(菅原文太)・・・まむしの兄弟。 勝(川地民夫)・・・まむしの兄弟、弟分。 弥之助(天知茂)・・・浅草菊村一家の代貸(だいがし)。…

おかめ横丁戦争   中島貞夫『まむしの兄弟 傷害恐喝十八犯』(1972年)

今日は中島貞夫監督作品『まむしの兄弟 傷害恐喝十八犯』を取り上げます。『まむしの兄弟』シリーズの4作目となります。 主な登場人物 ・政太郎(菅原文太)・・・「まむしの兄弟」。政太郎。 ・勝次(川地民夫)・・・「まむしの兄弟」。不死身の勝。政をア…

解釈しても藪の中?/黒澤明「羅生門」

果たして真実は何だったのか。 芥川龍之介による「藪の中」を原作にした澤明の傑作映画の一つ「羅生門」は、人間の業を見事に描いている作品です。 一人の男が殺され、現場にあったはずの高価な短刀が失われた。 その変えられない客観的な事実があるものの、…

おかあやんとヤサグレのジュン  『まむしの兄弟 二人合わせて30犯』(1974年)

今日は菅原文太・川地民夫主演の人気シリーズ『まむしの兄弟』の7作目『二人合わせて30犯』(1974年公開)を取り上げてみたいと思います! 監督は大物監督の工藤栄一。脚本は鴨井達比古が担当しています。 まむしの兄弟 二人合わせて30犯 [DVD] 出版社/メー…

文太と由美子、その悲恋のゆくえ  佐伯清『現代やくざ 盃返します』(1971年)

今回は菅原文太主演、佐伯清監督『現代やくざ 盃返します』(1971年)を取り上げます。 『現代やくざ』シリーズは菅原文太の代表作の一つです。とはいえ、あまりヤクザ映画に興味のない方、あまり観たことない方は聞きなじみのないシリーズだと思われます。…

夜桜銀次、死神を背負う男  『山口組外伝 九州進行作戦』(1974年)

大変、お久しぶりです。ニャロ目です。 今回は菅原文太主演、山下耕作監督の1974年の東映実録路線の傑作である『山口組外伝 九州進行作戦』を取り上げたいと思います。 長らくソフト化が待たれていましたが、山口組の最近の騒動を知ってかしらずか、2015年に…

犯罪映画!貴方の隣の瀧とリリー/白石和彌監督 映画「凶悪」

実際の事件を元にした映画というものは、映画界に数多く存在します。 有名どころでいえば、緒形拳主演の「復讐するは我にあり」は、あまりに知られた作品ではないでしょうか。 西口彰事件をもとに作られた小説「復讐するは我にあり」の映画化であり、カトリ…

「古典名作入門 立場の異なる男たち/黒澤明「七人の侍」

世界のクロサワを代表する作品の一つといえば、「七人の侍」をあげない人はいないことでしょう。 3時間を20分にも及ぶ上映時間ながら、その長尺を感じさせないつくりは、何十年経っても古びることはありません。 そんな、歴史的傑作である「七人の侍」で…

悲しんだ後にみる映画 お葬式映画3選/おくりびと・お葬式・東京物語

photo by Hyougushi 「映画は人生の予行練習」という見方があります。 映像と音、ストーリーが渾然一体となって語られる中には、人間が体験するであろう様々なことがつくりだされ、また、決して体験できないであろうことも映画では語られます。 その中で、人…

あなたも稲塚を食べている/NORINTEN 稲塚権次郎物語

稲塚権次郎という人物を知っている人はどれほどいるでしょうか。 知っている人は知っているけれど、知らない人は聞いたこともない。 稲塚権次郎氏は、米で言えばかつて高級な米の代名詞ともいわれた「コシヒカリ」のもと「水稲1号」をつくりだし、小麦にい…

現代風にアレンジされた「正統な」ヤクザ映画  北野武『龍三と七人の子分たち』

2015年現在、北野武最新作である『龍三と七人の子分たち』をDVDで観賞しました。『アウトレイジ』前後からエンターテインメントを志して映画製作を続けてきた北野監督。本作品の見どころを紹介します。 龍三と七人の子分たち [DVD] 出版社/メーカー: バンダ…

増毛駅よ、永遠に  高倉健『駅 STATION』

2016年度の廃止が予定されている北海道の増毛駅。 その増毛が主要な舞台となっている映画『駅 STATION』(1981年、132分)を取り上げたいと思います。 降旗康男監督、主演は高倉健の一本でございます。 この夏に実際に増毛駅を訪れてみたので、映画をもう一…

悪臭ふんぷんたるレジスタンス  深作欣二『狼と豚と人間』

今回は深作欣二監督のギャング映画『狼と豚と人間』(1964年、95分)を取り上げます。 出演は高倉健(黒木次郎=次男)、三國連太郎(黒木市郎=長男)、北大路欣也(黒木三郎=三男)というそうそうたるメンツでございます。もう50年前の作品なんですね~。…

映画はエロスなり  鈴木則文『エロ将軍と二十一人の愛妾』

今回は日本映画の誇る名監督、鈴木則文のアダルティーな作品『エロ将軍と二十一人の愛妾』(1972年、91分)を取り上げたいと思います。 けっこうTSUTAYAさんなんかにも置いてありますので、手に取りやすい作品ですが、インパクトのあるタイトルを持つ本作、…

この男もまた、凶暴につき…  深作欣二監督『やくざの墓場 くちなしの花』

今回は前回に続き、深作欣二監督である『やくざの墓場 くちなしの花』(1976年、96分)を取り上げます。 この作品は同じく渡哲也主演『仁義の墓場』の内容のつながりはないものの続編的な位置にあり、同じく深作監督の『県警対組織暴力』などにも通じる「ヤ…

なぜ彼は「仁義」という言葉を墓石に彫ったのか?  渡哲也主演 『仁義の墓場』

今日は渡哲也主演のヤクザ映画『仁義の墓場』(1975年、94分)を取り上げたいと思います。 この映画は『仁義なき戦い』の深作監督が担当しています。 『仁義なき戦い』と『仁義の墓場』。 なんだかタイトルが似ていますね。 しかし、タイトルで扱われている…

芸術における才能とは?  北野武『監督・ばんざい!』/『アキレスと亀』

ニャロ目でございます。 今回は北野武監督の13本目『監督・ばんざい!』(2007、104分)と14本目の『アキレスと亀』(2008年、119分)を取り上げたいと思います。 珍妙なコメディ映画である『監督・ばんざい!』、芸術に生涯を捧げたものの、ついぞ振り向か…

映画版「進撃の巨人」後編 エンドオブザワールドの果てに/進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンドオブザワールド

各所から非難の嵐にあっている「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンドオブザワールド」について、果たして町山智浩氏は何をしたかったのか。 どんな壁が我々に立ちふさがったのかを考察・解説していきたいと思います。 前編がある映画の後編を語る時点で、ネバ…

引き裂かれたタケシ、夢の残滓。  北野武『TAKESHIS`』

今日は北野武監督作品、『TAKESHIS`』(2005、107分)を取り上げてみたいと思います。 ファンのあいだでも非常に評価の分かれる本作品ですが、みなさんはどのように感じたでしょうか? 評価さえも「引き裂かれている」 北野作品としては12作目、前作『座頭市…

汗をかかないヤクザたち 北野武『アウトレイジ』、『アウトレイジ ビヨンド』

ニャロ目でごじゃる。 今回はみんな大好き、北野武の『アウトレイジ』(2010年、109分)、そして続編にあたる『アウトレイジ ビヨンド』(2012年、112分)を取り上げたいと思います。 過去のヤクザ映画や北野作品と比較しながらみてみましょう。 『仁義なき…

「進撃の巨人エンドオブザワールド」を見る前に/進撃の巨人 ATTACK ON TITAN

前回、1万2千文字にわたる感想・考察を述べたわけですが、9月19日に公開が迫った「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンドオブザワールド」の予習として、ネタバレを存分にしながら解説や、後編がどうなるのかということを妄想していこうと思っています。 …

純愛物語  神代辰巳『赫い髪の女』

ニャロ目でありやーす。 今回は神代監督の最高傑作ともいわれる『赫い髪の女』(「あかいかみのおんな」、1979年、73分)を取り上げたいと思います。 日活ロマン・ポルノだけではなく日本映画史に残るといわれているこの傑作、はたしてどんな内容なのでしょ…

原色のボディ・性をむきだして  神代辰巳『一条さゆり・濡れた欲情』

ニャロ目でありやす。 今回は神代辰巳監督作品『一条さゆり・濡れた欲情』(1962、69分)を取り上げたいと思います。 一条さゆり 濡れた欲情 [DVD] 出版社/メーカー: 日活 発売日: 2006/12/22 メディア: DVD 購入: 1人 クリック: 123回 この商品を含むブログ…

美しい物は目には見えない・男の友情 『座頭市物語』

ニャロ目でござんす。 今回は名監督三隅研次の『座頭市物語』(1962年、96分)を取り上げたいと思います。 主演はもちろん、勝新太郎。 誕生から半世紀すぎてもなおファンが絶えない『座頭市』シリーズ。 その原点に迫りたいと思います。 予告と本編は結構違…

これは『NARUTO―ナルト―』である 北野武『座頭市』

ニャロ目でござんす。 今回は北野武監督の通算11本目の作品『座頭市』(2003年、115分)を取り上げて批評していきたいと思います。 現在のところ、北野映画最大のヒット作であるこの作品。 勝新太郎の『座頭市』シリーズにどう挑んだのでしょうか。 登場人物…

「境界線」をテーマに名作を読み解く  相米慎二監督『お引越し』

ニャロ目でございやす。 今回は『台風クラブ』に続いて、相米慎二監督の『お引越し』(1993年、124分)をとりあげたいと思います。 最近、レンタルでもDVDの取り扱いが始まった(?)ようですので、観賞しやすくなりましたね。 漆場家の人々 ・漆場レンコ(…

可もなく不可もなく 本広克行『幕が上がる』

今回はももいろクローバーZ主演、本広克行監督、平田オリザ原作、喜安浩平脚本の映画『幕があがる』(2015年、119分)をとりあげたいと思います。 人気絶頂のアイドルが主演ということで話題になった今作、はたして映画としての出来はどうだったんでしょう…

王国の未来は?  砂田麻美『夢と狂気の王国』

ニャロ目でございます。 今夜は『もののけ姫』や『となりのトトロ』でおなじみ、スタジオジブリを砂田麻美監督が取材し作り上げたドキュメンタリー作品『夢と狂気の王国』(2013年、118分)を取り上げたいと思います。 邦画史に残るアニメ作品を連発する巨匠…

巨人にちくびはあるのか。コメディとしての進撃の巨人/進撃の巨人 ATTACK ON TITAN

後編「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンドオブザワールド」の公開が、9月19日に迫っている「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」について、うっすらとネタバレを含みながら解説・感想を行っていきたいと思います。 後編の予習として…

相米慎二の演出術 『台風クラブ』

こんばんは、ニャロ目でございやす。 今日は雨が降り続いていましたので、ちょうどいい機会だと思い、相米慎二監督『台風クラブ』(1985年、115分)を観返しました。 いやー、やっぱ何度観てもいい映画です。 独特の画面作りに定評のある相米監督。 今作も少…

デス・ゲーム物では一番マシ!?  深作欣二監督『バトル・ロワイアル 特別篇』

今夜は深作欣二監督の実質的な遺作である『バトル・ロワイアル 特別篇』(122分、2001年)を取り上げてみたいと思います。 興行収入30億、R-15指定など大きな話題になったこの作品。はたして映画としての出来はどんなものなのでしょうか。 あ、ちなみに無…

ドブネズミと人間    深作欣二『恐喝こそわが人生』

こんにちはニャロ目です。 今日は、深作欣二監督、松方弘樹主演『恐喝こそわが人生』(1968年、90分)を紹介したいと思います! 強請り屋組織「四ツ葉会」 「カツアゲのコツは三つある」 「仲間を増やさないこと」 「無理押しをしないこと」 「一度カツアゲ…

人でなしの恋  北野武『Dolls』

こんばんは、ニャロ目でございます。 今回は北野武監督作品『Dolls』(2002,113分)を取り上げてみます。 一連の監督作品の中でも芸術性の高い一本。果たして、どのような意味を持つ作品なのでしょうか? 『Dolls』というタイトルの意味 この作品は「さまざ…

物語は円を描く、さながら天使の輪のように。  『菊次郎の夏』

今日は北野武監督作品『菊次郎の夏』(1999年、121分)を取り上げてみたいと思います。 菊次郎と正男の夏休み この話がどんな話かというと「菊次郎(ビートたけし)と正男(関口雄介)が遠く離れた地で暮らす母親に会いに行く」のが目的で、「結局、顔を見る…

戦争、終わらぬ戦争。 北野武『BROTHER』

ニャロ目です。 今日は北野武監督の『BROTHER』(2001年、114分)を取り上げてみたいと思います。 舞台を日本からアメリカに移した北野映画。 はたして『BROTHER』とはどういう映画なのでしょうか。 物語について 難解といわれていた初期作品から比べると『H…

静けさの波に乗る   北野武『あの夏、いちばん静かな海。』

こんばんは、ニャロ目です。 今日は北野武第三回監督作品『あの夏、いちばん静かな海。』(1991年、101分)を取り上げたいと思います。 物語 聾唖者の茂(真木蔵人)と恋人で同じく聾唖者の貴子(大島弘子)。ゴミ回収の仕事中に壊れたサーフボードを拾った…

「ありがとう、ごめんね」 『HANA-BI』

私の住む街でも週末は花火大会が行われておりました。マンションのベランダからも夜空に開く花火がよく見えます。 威勢のいい音と光、そしてすぐ後に訪れる静寂。夏の美しさを感じさせる瞬間です。 というわけで今回は北野武監督作品『HANA-BI』(1998年、10…

日本一の煩悩男 『みんな~やってるか!』

さて最近北野作品ばかり観ているわたしですが、今回は『みんな~やってるか!』(1995年、110分)を取り上げてみたいと思います。 武流のフィルム・ノワール路線(『その男、凶暴につき』『ソナチネ』)やノスタルジー・ファンタジック路線(『あの夏、いち…

キタノ流フィルム・ノワールの萌芽  『その男、凶暴につき』

ここ最近、にわかキタニストになっている私ですが、今回は記念すべき北野武第一回監督作品『その男、凶暴につき』を取り上げてみたいと思います。 ○基本データ 監督 北野武 脚本 野沢尚 制作・原案 奥山和由 監修 黒井和男 1989年公開、103分 キャラクターに…

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